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2021春闘妥結!

2021春闘妥結!
2021年 3月18日

2021春闘妥結!

<妥結内容>

ベアゼロ

定期昇給実施。昇給係数2

(基準内賃金の平均増加額 約3,200円)

PDF版はこちら→ニュース85

JR東労組中央本部は本日8:30より申11号「2021年度賃金引き上げ等に関する申し入れ」第3回交渉を行い、会社は「ベアゼロ」「定期昇給実施、昇給係数2」との回答を行いました。

これに対して中央本部は「定期昇給の性質、議論経過、組合員の現実、協約との整合性、人材の定着と確保などを踏まえても、係数2の根拠も明確に示されない回答に対し、理解に苦しみ、不満があると言わざるを得ない。」として回答内容を持ち帰りました。

その後、中央本部は11:00より全地本執行委員長会議を開催し、会社回答に対する対応について議論しました。

議論では、本日の団体交渉内容について、会社は「65歳定年制・第二基本給の凍結については今後の経営に大きな影響があるので慎重に判断。ベアゼロのため、エルダー組合員・グリーンスタッフ組合員の賃金改定はない」「今までにない判断が必要だ」「定昇を実施できるような状況にはなくゼロからのスタートとなり、係数2となった」との回答に終始したこと等が報告されました。

さらに、「JR東労組としては、定昇カットという認識である。今後、業績が回復したら回復させるのか」とのJR東労組の問いに、会社は「就業規則を変更しなければならないため回復は考えていない」と回答。 

JR東労組として、「雇用確保を大前提に労働力の価値もコロナ対策などで高まっていることを含め、会社回答は要求と大きく乖離している。要求根拠や議論経過から回答は不満だ」と述べてきたことなどが報告されました。

この報告に対し全地本より「黒字化に向けて奮闘し、コロナ禍の中で職場で苦闘している組合員の想いを踏まえれば、会社回答は大きな不満だ」と怒りと悔しさが述べられました。

また、「世の中には、定期昇給も含めベアさえも要求しない組合がある中でJR東労組は組合員と議論を深め、要求してきた。JR東労組の組織力の現実も踏まえなくてはならない」などの意見も出されました。

このような全地本の意見を集約し、現在の状況を鑑み、苦渋の判断として妥結しました。

定期昇給係数の減はこれまでにないことです。水戸地本は各支部で開催した「地本総対話」で組合員の意見を集約するとともに、原ノ町支部では「春闘メッセージ行動」で全組合員の参加を勝ち取るなど、職場の意見を本部交渉団に託してきました。

本部交渉を支えていただいた組合員の皆さん! 大変ありがとうございました!

仲間と本音を出し合い、職場からの挑戦で、困難に立ち向かおう!

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