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JR東労組水戸地本「申8号」 「土浦駅、水戸駅、勝田駅、日立駅体制の見直しについて」に関する申し入れの団体交渉を行う!

JR東労組水戸地本「申8号」 「土浦駅、水戸駅、勝田駅、日立駅体制の見直しについて」に関する申し入れの団体交渉を行う!
2021年 3月24日

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2021年3月24日、JR東労組水戸地本「申8号」について団体交渉を行いました。

今回、4月1日に実施が目指されている、土浦・水戸・勝田・日立駅「みどりの窓口」の営業時間短縮、日立駅の臨時改札口の時間変更など、体制見直しに関して交渉を行いました。特徴点は以下のとおりです。

①今回の駅体制の見直しについて、目的を明らかにすること

・今回の駅体制の見直しは、経営環境の変化に対応し、変革2027の実現に向けて効率的な業務執行体制を構築する。

・えきねっとやSuica、チケットレス、指定席券売機等など、ICTの活用したサービスの拡充に引き続き取り組んでいく。

・日立駅では、企業や自治体からの要望のあった臨時改札の営業時間を変更するため、利便性が向上すると考えている。

・2019年度に実施した営業時間の見直し後のご利用実態から判断した。

・土浦駅、水戸駅、勝田駅、日立駅は水戸支社の中心となる駅だ。今後もお客様のご利用実態を把握して見直していく。

・作業ダイヤは、指定された業務を行うことを基本として、可能な時には案内や帳票の整理、企画業務などを行えるようにした。

②昨年実施した、みどりの窓口営業時間見直しにおける成果と課題を明らかにすること

・2018年度と比較して、支社全体で約15%セルフ購入比率が上昇。

各駅のセルフ購入比率

2018年度

2019年度

土 浦 駅

65%

80%

水 戸 駅

65%

76%

勝 田 駅

65%

73%

日 立 駅

58%

70%

・営業時間短縮時に、不便になった等のお客様のご意見が寄せられたが、2019年度には減少しており、ご理解は頂けていると判断した。

・全体の傾向として、現業の時間外労働は減少傾向である。

・セルフ購入の中でもチケットレスのご利用を伸ばしたい。

・窓口でしか購入できないきっぷや取扱いはある。本社への具申や関係者と意見交換を通じて、改善に向けて取り組んでいく。

沿線のお客様のニーズやご利用状況把握に的確に対応していくことを確認。

③土浦駅、水戸駅、勝田駅、日立駅のみどりの窓口及び改札営業時間を変更する根拠を明らかにすること

・セルフ購入比率のほか、窓口の徒列の発生状況や購入されている券種を分析して、券売機での購入が可能であることや、購入時間帯なども加味して決定した。

・割引等の取扱いが必要なお客様の購入も、短縮する時間帯には殆どないと考えている。

・土浦駅、水戸駅、勝田駅、日立駅の周知の営業時間を短縮しても、窓口購入のお客様に大きな変化はなかった。

・通学定期券の発売は、学校等と情報交換して、集中が予想される日に体制を組むことで対応できている。年に1回数日間の対応であり、当面は現行の対応を継続する。

④作業ダイヤの変更は、職場実態に即した働きやすい作業ダイヤとすること。また、十分な教育を行うこと

・作業ダイヤは、列車ダイヤ、お客さまのご利用実態、社員の声などを考慮して決定している。

・各現場において現場長が職場の意見を取り入れて決定している。支社から作業ダイヤについて指示しているわけではない。

・連続着座時間が2時間を越えるダイヤもあるが、そのことについての要望が上がっているとは把握していない。

・作業が指定されている時間であっても、生理現象によって一時的に離れることは今も可能としている。

・駅の実態に合った、お客様の満足と働きがいの向上のバランスがとれるダイヤづくりを目指していく。

⑤お客様への告知・案内を十分に行いサービスの向上へ務めること

・駅頭でのご案内や、ポスター等の啓発を引き続き行っていく。

・ホームページへの掲出など、多くのお客様が情報に接する機会を増やしていきたい。

・セルフ購入等の利便性も訴求していく。

・日立駅では、窓口の時間短縮と臨時改札の時間延長が同時になる。自治体とも連携して案内を行っていく。

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