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水戸地本定期大会報告① 再建への思いと今後の決意を語った吉田委員長

水戸地本定期大会報告① 再建への思いと今後の決意を語った吉田委員長
2021年 5月31日

PDF版はこちら→水戸地本情報紙No.2

JR東労組水戸地本は5月25日、第35回再建大会を開催し新執行体制を確立しました。再建大会の主な内容を順次報告します。今回は吉田再建準備委員長あいさつです。

吉田再建準備委員長あいさつ

JR東労組佐藤中央執行委員長をはじめとする来賓、代議員、傍聴の皆様にご参加いただきありがとうございます。

18春闘の戦略失敗により組織の弱体化を招き、更に2020年に役員による組織分裂が起きました。2年間、大変な思いをして水戸地本を支えてくれていた組合員も「これまで辛くてもJR東労組を守っていこうと話し合い、頑張ってきたのに嫌気がさした」と、未加入を選択する組合員が多数出て、水戸地本は壊滅的な打撃を受けました。

私は、分裂には反対であり、何回も役員を説得し、他の組合員も説得しましたが駄目でした。当時の東京地本、八王子地本においては、「つくる会」や「守る会」を結成して、組織分裂を許さない運動が、職場の役員たちから作り出されている事をネットで知りました。私自身JR東労組の旗を、岩橋先輩とともに守るということを決意しました。心ある職場の仲間たちとともに掲示板、支部事務所を確保し、原ノ町支部の旗を守ってきました。しかし、他支部では同様の動きはありませんでした。

再建後の原ノ町支部では、総対話集会への参加を呼びかけました。21春闘では、原ノ町支部の全組合員が「一言メッセージ」に参加しました。また、組織拡大に向けた闘いも創り出しています。

バス土浦・棚倉・水戸の3分会では、退職者激励会、他会社に出向する組合員の意見を集約し「申し入れ」に活かし、激励会を開催するなど、組合員に寄り添ったJR東労組の活動が進められました。

このような私たちの地道な取り組みが本来の東労組運動であり、私たちの呼びかけに賛同する未加入社員もいます。バス土浦分会でも再加入された組合員2名もいました。心から歓迎いたします。

私は、一部役員による権力闘争、思想に振り回される運動でなく、「現場の組合員第一」、「職場と仕事と生活を守る」を基本として、今まで取り組んできました。そして、平成採用の若手の将来を憂い、若手の担い手づくりという大きな課題はありますが、今後の事を考え、自分自身も決意し、今日の再建大会を迎えました。本日の再建大会が、新生JR東労組水戸地本の大きな第一歩となります。

私たちは前執行部に対して、組合費不正使用で裁判を起こしています。全執行部は組合員のための運動をしていたとは思えません。この不正を許さず、本来あるべき組合活動を進めていく決意です。

組合員のための組合活動をともに創り出しましょう! 

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