ヘッダー画像

JR東労組本部主催「8・9フォーラム」 水戸地本代表が職場の現実を発言!

JR東労組本部主催「8・9フォーラム」 水戸地本代表が職場の現実を発言!
2021年 8月21日

PDF版はこちら→JR東労組水戸 NO.11

JR東労組本部主催

安全・命を最大の価値基軸に「職場と仕事と生活」を守るため

仲間と共に未来を切り拓く「8・9フォーラム」開催!

水戸地本代表が職場の現実を発言!

JR東労組中央本部は8月9日、「8・9フォーラム」を新型コロナウィルス対策の観点から、リモート開催しました。フォーラムでは「工務、検修、バス、きかく、営業、乗務員、かんり、医療」の仲間が提言発表を行い、提起に関して各地本から発言されました。水戸地本からは、『「駅の変革」組合案づくりについて』発言しました。

「駅の変革」の組合案づくりについて

会社は「変革 2027」における営業施策の一環として「現業機関における柔軟な働き方の実現について」を提案している。しかしこの施策のどこが柔軟な働き方なのか。営業職場と運輸職場は労働環境が全く違う。職名を統一することで、会社が都合よく社員を運用することが目指されているのではないか。そのことにより、安全や専門性が損なわれてはいけない。

JR東労組は、何でも反対する他労組とは違う。本部と各地本で一致団結してこの施策に対して議論し、私たちの要求を実現していこう。

水戸地本は会社より「みどりの窓口営業時間及び業務委託駅の営業体制の変更について」の説明を受けた。対象駅の実情を把握するため職場回りを行った。職場の組合員は、通学客の安全確保、折り返し列車への対応、冬に多発する風規制やバス代行等の対応、復興工事で遠距離利用者が多いこと、目の不自由な乗客への対応、近くの病院を利用する車いす利用客の案内、最終列車への対応等、多くの不安を抱えていた。今回の対象駅は、エルダー組合員が1人で勤務する小さな駅だ。まさに営業部会が提起した「人でしかできない仕事」を担っている。そして組合員は、今回の体制見直しによりその仕事ができなくなることを心から心配している。会社の言う「変革」の陰で進行している職場現実が見えてきた。

会社が提起する施策は結局「生産性向上」に重きを置くばかりに、「安全、サービス」に対して乗客や地域のニーズに十分応えられなくなってしまう。水戸地本としても、今回のフォーラムでの議論に踏まえて、営業職場の将来像を具体的に考え、個別の施策に対しては、現場の組合員の意見、要求を整理して、申し入れを行い、会社と十分な協議を行い、お客さまへの「サービス向上」「安全で働きやすい職場」の実現を目指していく。

029-244-5175

アクセス

住所:〒310-0851 茨城県水戸市千波町1176-1
TEL: 029-244-5175
FAX: 029-244-5176

0292445175
閉じる
閉じる