ＰＤＦ版はこちら→「21年3月ダイヤ改正検証」①

ＪＲ東労組水戸地本は１０月１９日、申４号「２０２１年３月ダイヤ改正」に関する検証申し入れ団体交渉を行いました。主な議論内容は以下のとおりです。

【水戸線ワンマン関係】

１．岩瀬駅でのホーム検知装置の不具合と対策を明らかにすること。

・ホーム検知装置動作については、現在調査を行っているところである。
・より反応しやすい停止位置にずらし、不具合の件数は激減しているが、ゼロではない。
・議論の経過に踏まえ、具体的に原因がわかれば組合に知らせる。

・ホーム検知装置等の故障時の扱いは、以前の団体交渉で確認したとおり、車両交換、運用変更、乗降終了確認者の乗車などで対応していく。　確認！

２．ワンマン列車のドア開閉方法の案内放送は、新型コロナウイルス対策に対応したものに変更すること。

・現行のコロナ対策では全ドア開扉をしているので、自動放送と差異がある。自動放送の差し替えは多額の費用がかかるので、現行で理解されたい。
・組合側は自動放送が変更されているという認識とのことだが、会社側は自動放送のログ改修をしていない。現状を確認する。

３．車載ホームモニタシステムのカメラレンズを定例的に清掃すること。

・社員とのコミュニケーション等でカメラに汚れがあることは認識している。汚れがある場合、乗務員等が任意でカメラを拭いていることも認識している。
・乗務員等の清掃ありきではなく、定例的な清掃について契約することがのぞましい。それらを含めて検討していく。
・走行中にカメラに虫等が付着した場合の清掃のために、他支社の事例を参考に、水戸支社として現場の意見を踏まえ、安全に配慮してカメラ清掃を行えるよう、検討中である。

・車掌の代わりとなるカメラであり、安全上重要なものという認識だ。汚れが気になるという意見は認識しているので、乗務員に対して安全、安定した輸送を担っていただく観点からも、何らかの対策を考えていく。　確認！

②へ続く