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水戸線の「中編成ワンマン運転の実施について」提案を受ける!

水戸線の「中編成ワンマン運転の実施について」提案を受ける!
2020年 6月15日

PDF版はこちら→JR東労組水戸FAX第19号.pdf

1.主な内容

 ・対 象 区 間   水戸線小山~友部間、常磐線友部~勝田間

 ・対 象 車 種   E531 系車両 5 両編成(0 番代及び 3000 番代)

 ・対 象 列 車   水戸線小山~友部間の旅客列車全列車(定期列車の全列車)

         常磐線友部~勝田間の一部旅客列車(水戸線直通列車のみ)

 ・関係乗務員区  水戸運輸区、勝田運輸区

2.ワンマン運転に伴う車載設備について

 ・ホーム検知装置や運転室に車載ホームモニタシステム(車両完結型)を整備し、運転士が運 転室でホーム上の安全を確認する

3.具体的な要員体制については別途知らせる(別途提案を確認)

4.実施時期は 2020 年度末 ※具体的な実施日は決定次第知らせる(実施日は調整中)

5.その他 必要な教育および訓練を実施する

議論の特徴点

・少子高齢化、生産年齢人口減少の中において、鉄道の使命である地域交通を守るために、 効率的な体制の構築にも取り組まなければならない。その一つとして、中編成のワンマン 運転を実施する判断に至った。

・水戸線は、朝夕の学生の利用が多い反面で、観光需要等は多くない。また、小山駅で東北 新幹線、水戸駅で常磐線特急に接続するという重要性がある。

・ワンマン運転の実施により、水戸運輸区と勝田運輸区の役割が変わるものではない。

・自治体等沿線への説明については行ってきており、ワンマン運転の実施に関しては理解を 得られている。

・安全面では、殆どの駅が直線ホームである。また、曲線にある駅でも、内方カーブである ため、視認性は確保できると判断した。また、車載ホームモニタの映像も鮮明であり十分 対応出来ると考えている。

・サービスレベルという点では、水戸線は既に Suica 圏内として入出場の装置が整備されて いる。集札箱もワンマン運転に使える物が既に導入されている。また、お客さまの乗降に ついては全てのドアを開扉するため、これまでと変わらない。運転本数も現段階において 大きく削減することは考えておらず、利便性の低下はないと考えている。

・訓練については関係乗務員区の全運転士を対象に 8 月中旬頃からの開始を目指している。 内容は、机上・現車・ハンドル訓練を行う。ハンドル訓練は 1 往復を予定している。

職場からの声を踏まえて、議論をしていきます!

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