ヘッダー画像

闘春

闘春
2020年 12月28日

PDF版はこちら→ニュース59

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年からのコロナ禍において、安全輸送に向けて、日々職場で奮闘されている組合員の皆さんに敬意を表します。

さて昨年2月10日、JR東労組定期中央委員会の当日に、水戸・東京・八王子地本の一部役員は分裂組織を立ち上げ、組織破壊と混乱を繰り広げました。

また、あろうことかその者達は、JR東労組の貴重な財産を分裂組織へ使用している状況も見え隠れしており極めて犯罪的な行為を行っているといえます。一刻も早く、貴重な財産である組合費をJR東労組に返還されることを望みます。

そのような組織混乱の中で、勇気ある組合員の皆さんの力添えと職場からの地道なたたかいによって、昨年4月27日に新生・原ノ町支部を再建することができました。また、昨年8月に新生JR東労組東京地本、12月に八王子地本の再建を成し遂げることができました。そして今年は、新生・水戸地本の再建に向けてさらに奮闘していく所存です。

昨年は、組合員との総対話を通して信頼の回復、職場諸問題の解決、人間関係や仲間意識を強化して水戸地本をつくりあげる努力を積み重ねてまいりました。各支部・地本事務所を活用して、地本主催の総対話行動を8月以降3回開催し、各種施策や年末手当など職場の組合員と共に要求を練り上げる議論をつくりあげてきました。

特徴的には、コロナ禍という厳しい環境の中で、JR東日本会社も第2四半期決算がはじめて赤字となり、誰も経験したことのない社会状況の中で、組合員の雇用と生活を守るために、情勢認識を一致させて具体的なたたかいをつくりだしてきました。年末手当に関しては、組合員から生活実態などの意見をもらい要求根拠をつくりだし、本部の交渉を職場から支える取り組みを強化し、一定の成果を勝ち取ってきました。

また、牛久駅業務委託に伴い団体交渉で作業ダイヤとバックヤードの改善を、組合員案をもとに実現することができました。さらに、勝田車両センター分会では念願の課題であった、ピット線の改善要求を申し入れ、団交において諸問題を労使の共通の認識とし、改善に向けて前向きに調査し検討することになりました。このように、組合員の皆さんの声を基礎にして、諸要求改善へ一歩一歩前進しています。

本年も、コロナ禍の厳しい状況は続くことが想定されますが、全組合員との総対話を実現し、雇用と生活を守るために「新生JR東労組運動宣言」を実践していく決意を述べて新年の挨拶とさせていただきます。

2021年1月1日

東日本旅客鉄道労働組合

水戸地方本部

派遣代表  徳野 幸久

029-244-5175

アクセス

住所:〒310-0851 茨城県水戸市千波町1176-1
TEL: 029-244-5175
FAX: 029-244-5176

0292445175
閉じる
閉じる