ＰＤＦ版はこちら→ニュース６６

ＪＲ東労組水戸地本は昨年１２月、他会社への出向の話を受け、バス土浦分会と共に１２月２６日に緊急職場集会を開催しました。

緊急職場集会にはバス土浦分会組合員と共に、ＪＲ東労組中央本部・高橋副委員長、バス関東本部・宮田議長、水戸地本派遣者が参加し、出向に対する問題点や要求をつかみました。また、新型コロナウイルスの影響による会社の経営状況を考えながら、「雇用と職場を守る緊急提言」の意義を深め、ＪＲ東労組組合員としてできることを議論し、今回の出向に関する問題点や組合員の要求を会社と建設的に交渉していくことを確認しました。

ＪＲ東労組バス関東本部は、この緊急職場集会での組合員の要求をもとに緊急申し入れを行い、今年１月７日にジェイアールバス関東会社と団体交渉を行いました。団体交渉ではバス土浦分会組合員から出された今回の出向に関する問題点や要求を議論し、組合員の感じている問題点を解明することができました。

このような議論と組合員の不安解消の取り組みを積み重ねる中で、ＪＲ東労組バス土浦分会より１名が職場と雇用を守るために出向に応じることを決意しました。

分会は出向者への檄色紙を取り組み、１月２７日に出向を決意した仲間へ手渡し、ＪＲ東労組の仲間の絆で、出向を決意した仲間を職場から支えていくことを確認しました。

水戸地本はバス土浦分会と連携し、出向を決意した仲間を支えていくと共に、ＪＲ東労組中央本部、バス関東本部とも連携し、問題が発生した場合には迅速に対応していきます。